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SlackとAIで業務が変わった話
AI Slack Claude 業務効率化

SlackとAIで業務が変わった話

| Mitamura
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はじめに

「AX(AI Transformation)」という言葉をご存知でしょうか。
AIを活用して業務プロセスや組織の仕組みそのものを変革することを指します。

DXという言葉がようやく浸透してきたと思ったら、今度はAX。
AXと聞いて「へぇー」「ふーん」と思った方
わかります。私もその内の一人でした。

でも実際に社内で体験してみて、考えが変わりました。
今回は、その実体験をできるだけリアルにお伝えします。

なぜ今、AXなのか

人手不足の補填や、業務効率化で空いた時間を有効活用できることによって、企業競争力が増すから。(だと私は考えています)
AXに取り組んでいる企業が空いた時間で新しい施策を進めている間、まだ手作業で対応している企業との差は日に日に開いていきます。

YouTubeなどでAIの業務活用事例を見る機会は増えました。でも「自分の業務にどう活かせるのか」がわからなかったり、「会社が動いてくれないと始まらない」と感じている方も多いのではないでしょうか。
そもそも社内でどう活かせるのかわからなければ会社や上司にアピールすることもできません。

この記事が、社内でAI活用を提案するきっかけになれば嬉しいです。

社内AXのきっかけは、チャットツールの移行だった

弊社ではもともとTeamsを使っていましたが、社内で活用しているAI「Claude(Anthropic社)」との連携を考慮し、Slackへの移行を決意しました。
弊社のエンジニアがMCP(Model Context Protocol)という仕組みを使ってAIと外部の業務ツールをつなぐサーバーを構築し、それをClaudeと連携させることで、Slackのチャット上からさまざまな業務システムを操作できるようにしました。

すると、日常の業務がこう変わりました。

勤怠管理

> @勤怠 「out」
> → 「山田太郎さんが退勤しました。」

**え?**

営業進捗の管理

> Salesforceからの通知:「今週の営業活動の件数が目標ペースに届いていません」
AIが営業データを見て、自動でリマインドしてくれます。

**すみません!**

> @Claude 「Salesforceに今日の進捗を以下内容で登録して」
> Claude:「登録しました」
わざわざ管理ツールを開かなくても、チャット上で完結します。
しかもこの仕組み、プランに依存せずに自作で作っています。

**できちゃうの!?**

スケジュール管理

> @Claude 「上に書いてあるミーティングの予定をカレンダーに登録しといて」
> Claude:「登録しました」
チャットの文脈を読み取って、Googleカレンダーに予定を登録してくれます。

**できるんだ?**

ブログ投稿

> /ブログ投稿フロー
> → 記事タイトルは? カテゴリは? 本文は?
> @Claude 「投稿して」
> Claude:「投稿しました」
この記事も、この仕組みで投稿しています。

**べんりぃ…**

ほんの一例ですが、こんな体験がありました。

バラバラだったシステムが、ひとつのチャットに集約された

勤怠、営業管理、スケジュール、ブログ投稿。バラバラだったシステムがひとつのチャットツールに集約され、操作できている。
これがエンジニアの手によって実現されたAXの姿です。

今までAIに個別に話しかけて業務に活用してきた私にとって、チームのチャットツール上でメンバーと共有しながら様々なシステムを操作できることは新鮮な体験でした。

AXは「AIを足すだけ」ではうまくいかない

正直なところ、弊社がここまでできたのは思いきって社内のシステム基盤を見直したからだと思っています。
今使っているツールをそのままにして、AIだけ導入すればうまくいくというわけではありません。

誰がすんのよ!?と思った方もいるでしょう。
はい、実際にはエンジニアによるシステム構築の支援は必要かと思います。

DX化の段階で社内統制がとれなかったり、Excelで管理しているデータの移行が難しかったりと、なかなか進まない企業様も多いと思います。
そういった企業様にこそ、AXは選択しやすい道なのかもしれません。
そして、「今のやり方を見直してみよう」と考えること自体がAXの第一歩だと考えます。

そういった企業様をサポートするために私たちのような会社があります。

まずはご相談ください

「私の会社でもできるのかな?」と思った方、AXに興味がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
弊社では、どこから始めればいいかの整理から支援が可能です。

まだ導入して間もない部分もありますが、これからさらに活用の幅が広がっていく予定です。
実例が増えたら、またこのブログでお伝えします。